Works事例紹介
大規模改修エレベーター補足①
先日、ビル改修の見学会を行いました。その時にオーチス・エレベータ様からわかりやすく説明を受けました。
機械については何回聞いても苦手分野のためなかなか覚えられないです。
巻上機はまず見た目が小さくなりました。戸開走行保護装置を搭載し、ギアレスタイプの巻上機です。
ですのでモーターの回転で直接エレベータ―を駆動させますので滑らかな乗り心地になるようです。
また高効率化にもつながっているようです。戸開走行保護装置は新築のエレベーターには設置が義務化されていますが、古いタイプのエレベーターにはついていないことが多いです。改修時に設置することがほとんどのようです。
制御盤についてもインバーター制御に改修されました。
故障発生の減少と省エネを実現しているとのこと。
エレベーターは基本的な構造は変わっていないとのことですが、なんせ30年以上も前のものですので、安全性が格段にアップしているのと、効率化も図れています。
ビルの長寿命化には安全性の向上や高効率化、耐震など様々な要因が必要となってきます。