「愛日文庫を守る会」が春と秋に開催されている勉強会に今回もお誘いいただいたので、10月16日に参加してきました。

豊田文三郎が開園に力を尽くした「愛珠幼稚園の改良と進歩」というテーマでした。

愛珠幼稚園には、建物自体もそうですが、たくさんの貴重な資料が残されています。

特に幼児教育についての研究には欠かせない資料があるとのことです。

戦時中、木造の園舎は疎開=取り壊しを言われていたそうですが、火が回らないように防御壁をつけたり、また、3月の大阪空襲の時も被弾するも爆発せずだったり、とうとう取り壊すという日に雨が降ったりして延期になり、幸運にも園舎が残ったそうです。

幼稚園として使いながら残すことを心掛けておられるそうです。

高層ビルに囲まれた場所にある園舎にほっとする感じがします。

資料も園舎も貴重な財産です。船場にいつまでも残ってほしいものの1つです。

今回は貴重な園の日誌から、豊田文三郎と2代目の文三郎の記述があるページのコピーをいただきました。