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スタッフのつぶやき

    我が社の歴史⑲~高度経済成長期

    昭和30年(1955年)を過ぎるといわゆる高度経済成長期といわれる時期になります。
    昭和31年(1956年)ごろには内需も拡大し英国から輸入の高級毛織物の売り上げも増加しました。
    一方の輸出品目の内訳は毛織物61%、化繊スフ織物25%、メリヤス製品14%となり、化繊スフの台頭が顕著でした。
    いわゆる神武景気です。(神武景気は1954年12月から1957年6月)
    資本金も再評価積立金を1500万円組み入れて6000万円に増資しました。
    香港に駐在員事務所を開設したのもこの年です。
    しかしながら昭和32年(1957年)の後半には輸入の急増により外貨危機になり、天候の不順もあり倒産が相次ぎました。(なべ底不況)
    当社は春夏物で着実な売り上げをあげることができました。
    昭和32年になると軌道に乗ってきた婦人服地の発展のため、株主である株式会社平野屋のご厚意により繊維の中心地となっていた東区久太郎町に分室を設置しました。12名が分室の勤務になりました。

    分室の様子

     

    7月には名古屋に代理店を開設しました。