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わが社の歴史⑬ 海外進出
日中戦争が起こり、毛糸相場は崩落し、次第に日本の経済も下降していきました.
輸出部の注文は途絶え、糸部も相場が下落し売買不振におちいりました。
昭和13年には政府の原料輸入制限の強化や部品販売取締令などが次々と発令され、業界は大いに混乱をきたしたました。
業界自体は品薄であったため、売り上げは好調でした。
昭和14年には第2次世界大戦による経済情勢の緊迫があり、在庫品の販売を全員協力のもとに行い、また、欧州の戦局悪化で海外からの引き合いも多くなりました。
天津に豊田洋行を設立し、奉天や大連、上海、石門にも出張所を設置し輸出の拠点をつくりました。。
生糸の配給統制も始まりました。