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社長ブログ 読書で自分探し
読書で自分探し
皆さんこんにちは。豊田周平です。11月もあと数日となり、紅葉の美しい季節となってきましたね。秋は寒すぎず、暑すぎずでいろいろなことをしたくなりますが、皆さんは秋と言えば何をイメージしますか?運動、食欲、芸術…と、私は全て好きですが、今回は読書の秋で豊田の好きな本、作家さんを紹介します。
本は1冊読めば多くの知識や考え方を教えてもらえます。そして自分が経験できないことも経験できます。
竹内久美子さんの書籍
“そんなバカな!遺伝子と神について”がベストセラーとして有名な竹内久美子さんは京大の日高敏隆先生の研究室出身で動物行動学を研究されています。
竹内さんの本を読むと「人間も動物なんだな」ということを実感させられます。特に遺伝子レベルでの話しをされるのに分かりやすく、納得できるところが多いので、つい竹内さんの本はほとんどのシリーズを気になって手に取ります。
また男と女、オスとメスの話は非常におもしろく、特にオススメは『BC!な話-あなたの知らない精子競争』『シンメトリーな男』で、移動中に読むと長い移動も楽しくなるかと。
ステルス戦闘機―スカンク・ワークスの秘密
米国ロッキード社がステルス爆撃機を開発しているときのチーム、通称スカンクワークスの開発秘話が盛りだくさん。それだけではなく、スカンクワークスがどれだけ破天荒で熱心だったのか分かる技術屋にはたまらない1冊です。但し、絶版になってます。
セレンディップの三人の王子たち
お子さんとも読めるこの1冊は、セレンディピティ(偶然に幸福が訪れること)の語源となったと言われています。セレンディップの王子様の名推理や冒険など大人でも夢中になれるかと。窓を開けてないと幸運の女神は通り過ぎるって良く言われるけどまさにそれを童話で。セレンディピティ(2001年、米国)って恋愛映画もありますよ。
はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
全米でベストセラーになった“起業”のバイブルのような本。スタートアップの心得本。
それをアップルパイ屋だったかを例にわかりやすく。当たり前のことだけど、会社経営で忘れてしまうことを再確認できます。
この手の本はあまり面白みがなく、著者の上から目線のモノが多いのですが、この本は物語風に進むので、分かりやすくしかも核心を付いたことが出てくるので、経営者だけではなく、全ての人に読んでもらいたい1冊です。で、著者が言っていることは当たり前のことなんだって納得してすっと腹に落ちるって次第です。ビジネス書、ノウハウ本はこうありたいです。
読んでいる本でその人の趣味嗜好が分かる!
よく、お勧めの本を紹介すると「○○さんらしいね」と、自分の趣味趣向が改めて分かることがあります。逆に相手からお勧めの本を聞くと
「どの分野で活躍しているのか」
「どんな趣味があるのか」
ということが分かるので、本の情報交換をするのはコミュニケーションの一つだと思っています。ただ、中には「全然本は読まなくて・・・」という方もいます。大人として、自分の好きな本を1冊は持っておいたほうが相手に自分のことをよく理解してもらえますよ!
皆さんのお勧めのおもろい本があれば、是非教えてください!