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社長ブログ 5年前10年前20年前30年前を思いだしてみよう
5年前10年前20年前30年前を思いだしてみよう
皆さんこんにちは。豊田周平です。私は元々コテコテの技術屋で、新しい技術と新しいモノが大好き。国内外のサイトや新聞・雑誌、SNSなどを日々チェックしてます。毎日技術の日々の進化とこんな使い方があったかと驚くことばかり。
でも、毎日少しづつの進化だから「ここ最近は、劇的な変化ってないよね…」と、あまり変わっていないような気がする方も、たくさんいらっしゃると思います。
では、5年、10年スパンで技術の進化を見てみましょう。すると「こんなに便利になったんだ~」と、驚くかもしれません。一度、皆さんの5年間、10年前を思い出してみて下さい。
5年前にLINEってありましたか?
今や連絡の手段として、多くの方が使われているLINEですが、LINEのアプリが出来たのは2011年。そこから4年でスマホを持っている方で使っていない人っていないほど普及しましたね。今では携帯のメールなんてもうしばらく使っていないという方も多いと思います。
通話も無料だし、特にグループの機能は便利で友人同士の会話も楽ちんに。小規模の企業だと、連絡手段として使用しているところもあるようですね。。
多くの企業がLINEに進出してきて広告媒体として活用して、新し動きになっていることを実感します。
10年前にスマホありましたか?
10年前に使ってた携帯電話どんなのでしたか?今じゃ使っている携帯のほとんどがスマホ。でもスマホってアップル社のiPhoneが2008年に日本で発売されてまだ10年も経っていない“新しい製品”なのに、もう前の携帯に戻れない人がほとんど。当時は折りたたみの携帯で「こんな凄い機能本当に必要なの?」と思っていた人もいたのに、コレがなくちゃ仕事も出来ない…って人も多いですよね。
ちょっと前までスマホなんてSF映画にしか出てこない、空想の物。漫画ドラえもんの秘密道具に「おこのみBOX」って小さな箱でTVを見れたり、音楽が聞けたり写真が撮れたりする道具があったんですが、これってまさにスマートフォン。そんな未来の道具がいつの間にか私たちの1番身近な存在となってしまいましたね。
さらにもう一つ、20年前にインターネットってありましたか?
インターネット元年と言われている1995年。そこから20年が経ちましたが、インターネットが無ければ多くの企業は機能しないし、私たちの日常生活だってすごく不便ですよね。
最初は「こんなん使うのは一部の人間だけやろ」と思っていた人も多いかと思いますが、インターネットから多くのコンテンツが発展し、たくさんの情報が簡単に手に入るようになりました。
例えば、電車の時刻を調べるのもGoogleで
乗車駅名(スペース)降車駅名
と、入れれば時刻だけではなく、乗換情報も運賃もすぐに分かりますね。これならいちいち時刻表を見なくてもいいし、駅員さん聞く手間も省けます。
こんなにも便利なインターネットも20年前まではほぼ使われていなかったと思うと、今と私たちの生活が全く違うことが分かりますね。
20年前まだダイヤルアップでインターネットを利用していた時代、阪神大震災の年でした。私はアメリカにいて、電話が繋がらなかったのでNifty Serveへダイアルアップ接続(確か1200bps!!)して実家界隈の状況を必死で見ていたのを覚えていますが、当時は今のようにまだ回線が速くなかったので、読み込むのにもかなり時間が掛かっていました。今では回線もめちゃくちゃ速くなって「これなら誰もが使いたくなるよな…」と、関心します。
30年前のTVってどうでしたか?
30年前と言えば、1985年。当時のTVはブラン管で録画もまだVHSの時代。今では30インチ以上が当たり前だけど、大きくても29インチほどしかありませんでした。
地デジが東京・大阪・名古屋でスタートしたのが2003年の年末。そこから一気に液晶テレビが広がりましたが、 一度その高画質に慣れると、昔の映像が「こんな汚い映像、見づらいなあ」と、思ってしまいますが、当時は何も不都合はありませんでした。
それに、ブラウン管TVってすごく大きくて重いから場所も取ったし、運ぶのも一苦労でしたよね。大きいと100キロ近くあるし業者じゃないと運べないイメージがありましたが、液晶TVならインチ数がそこまで大きく無ければ自分たちで簡単に動かすことができます。
今これだけ便利になっていても、5年後にはまた新しい“便利なもの”が普及して、私たちの生活は大きく変わっていくことは間違いありあません。
スマホだって電話が出来ていなかったら誕生していませんし、インターネットが無ければいろいろ調べたり、LINEしたりしていませんよね。今使っている便利なモノは、たった数年で出来た訳ではなく、何十年と多くの先人達が築いた発明、技術、ノウハウから受け継いだ技術や考えがあったから実現できていること皆さんに忘れないで欲しいなと、私たち技術者は思っています。