President column社長コラム
社長ブログ 「面白い!」と思う共通点
「面白い!」と思う共通点
皆さんこんにちは。豊田周平です。突然ですが、皆さんは最近「コレ、面白いな~」と思った商品や、アイディアに出会いましたか?私は日々、「これはおもろい!」とか「こんなん、絶対ダメやろ」と思うようなものまで様々見ています。
もちろん、この「面白い」には、個人的な趣味が加わってはいるものの、ある共通点があるのです。今日は面白いと思える商品・アイディアに共通する、ある「ポイント」についてお話をしてきます。
共通点は、問題点へのアプローチ!
人は何かしらの“不満”を持って生活をしています。しかし、日本では不満を声を大にして言う人は少ないですよね。(大阪ではよく見かけますが…)だからか、日本の企業は不満に気付かない体質構造になりがち。
そんな中でも不満に目を向けないで、個性のある解決方法を導き出したモノは、共通して「お!ええやん!」と思えます。
でも、不満を解決するってことは今あるモノを否定すること。否定するのを躊躇して、中途半端な解決方法を出している企業は「おりこうさんにしているだけで、全然魅力的じゃない!」と、ガッカリします。
つまらない商品は、今までとの変化が分からない
・新発売
・新商品
常に市場には、たくさんの新しいモノで溢れています。しかし、ほとんどが“新”と付いているだけで、消費者には「何が変わったのか分からない」と思われるものばかり。
ただパッケージを変えただけだったり、大きさを変えただけ、色を変えただけ…。これって、本当に消費者が望んでいる変化なのでしょうか?
私は、消費者が改善してほしい点は、もっと別のところのあると思います。しかしこれでは、ただ小手先で「売れないから、何か変えなきゃ」とやっているだけ。こんなんで満足すると思っているのか…と、ちょっと呆れてしまいます。
アイディアを出す人は、独りよがりになってはいけない。これは肝に命じておきましょ。市場調査って、やっぱり大切ですよ。