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社長コラム

    社長ブログ 便利になりすぎたこと

    便利になりすぎたこと

     

    こんにちは、豊田周平です。最近思うのが、何でもかんでも便利になりすぎていて、疑問に思うことがありました。今回はそんな急速に便利になりすぎたモノについてお話させてください。

     

    効率的、速い、早い、楽の生活 

     

    高度成長期以降、効率的・速い・早い・楽なことが追求されていていろいろ便利になりましたが、便利になりすぎたとも感じます。

    特に移動は本当に楽になりました。サラリーマン時代に東北新幹線が開通して、名古屋から仙台日帰り出張可能になり、今ではそれが当たり前で便利になりました。

    しかし一方で、仙台に泊まって地元を知ったり、地元の名物を食べたりする機会が無くなってしまいました。

    気軽に行けるようになってしまったので、行った先への探訪心や思い入れが少なくなってしまったように感じます。

    荷物も発送したら次の日に届くのも、便利なんですがこれが当たり前になってることがおかしいです。長時間労働や人材不足などの問題にもつながりますし、すべての荷物がそんなにはやく届く必要はないはずです。

    実は先日、このような実体験がありました。

    弊社の株主総会の返信が直前に届いたものが何通かあり、「なぜそんなにギリギリに?」と思ったのですが、消印を確認したらなんと、届くのに1週間もかかっていることが判明しました。

    郵便も一時は翌日、かかっても2〜3日で届いていたので、そこまで時間がかかると想定していませんでした・・・。

    人は一度、便利さを享受してしまうともう元には戻れなくなっています。人手不足、物価高騰、そして地球環境の観点から、これ以上戻れなくなる前に、今一度立ち止まって考え直してもいいのかと思います。

    他にもコンビニはどこでも24時間365日営業で、スーパーやデパートも元旦ぐらいしか休みはありません。自宅に食材などストックが無くてもコンビニに行けば買えるって生活を多くの人が享受してます。ストックがないから災害になるとどうしようもないし。それから食材も旬ではないものだって安価で手に入っていつでも食べることができます。季節のものを季節に食べるってことが無くなってます。これも温室でどれだけエネルギーを使ってるとか、どれだけ遠いところから持ってきているとか考えてみつべきかと。

    確かに便利で楽ではありますが、そこまでする必要があるのか?と思ってしまいます。

     

    便利な世の中だからこそ、アナログ回帰

     

    便利なものは享受すればいいしけど、便利な世の中だからこそ、ゆっくりと(時間的、気持ち的)すること、アナログ回帰、も大事なのでは?と思います。

     

    それがカーボンニュートラル、ストレスの開放、などなど良いことになるのでは。

    緩急使い分け、デジアナ使い分け、苦楽使い分けが必要なのではと思います。

    https://www.toyodas-coltd.com/column/2654/

    以前にも「昔の生活に戻りませんか?」という内容で投稿していますので、良ければこちらの内容も一緒にご覧ください。