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社長ブログ シームレス化で思うこと
シームレス化で思うこと
こんにちは、豊田周平です。シームレス化についていろいろと話題があるかと思いますが、今回は私が感じているシームレスについてお話させてください。
病院同士でのシームレス化
先日医学系の大先生から出た話なのですが、「電子カルテ化が進んでいるのに規格が整備されていないので、病院同士でのカルテや患者さんの共有ができない」というお話しをお伺いしました。全国の病院でものすごい量のデータ=人類の資産があるのだから、これを集約・解析することでもっと色々とわかることがあるんじゃないかと。でもシームレスじゃないので使えない。それこそ、コロナのデータなんてめちゃくちゃあるので、共有化して、研究に役立てることができるはずです。症例だけでなく、患者さんの性別年齢、既往症、食生活等々。本当は遺伝子まで一緒に解析したいところですが。
会計システムのシームレス化
例えば銀行などの会計システムは今まで(日本は今も?)「うちのシステムが」「うちのマシンが」という独自のシステムで商売が成り立っているので、シームレスなんてまったく通じない。各々違うシステムを導入してくいくものだから、不具合が出てシステム障害なんてニュースが未だでてしまうかと。今ではメガバンクは多くの銀行の集合体なので、システム障害が起きやすいってことは容易に想像できたはずなんですが。 確かに銀行ごとのサービスの違い、使い勝手、インターフェイスを独自のものにすることは必要ですが、今のIT技術なら難しいことではないのかと思うので、根本のところをシームレス化しておけば、ユーザーの使い勝手もいいし、コスト削減にもなるはずだと。
MacとWindows
先ほどの銀行を例にしても、システムがWindowsだけに対応ってところが多いです。個人口座はブラウザ経由でも法人は特別のソフトいれないといけないとか。スマホだとiOSとアンドロイドはそこそこうまく共存しているみたいだし、シームレスに使えるというのに。
私はだいぶ前からMacとWindowsの両方を利用していますが全く問題はありません。もちろんMacには私の嫌いなOfficeを入れていますが。MacにはBoot CampというMacマシンでWindowsを動かせることのできるOSもあるのですが、必要性を感じたことはありません。
PCの処理速度が早くなり、スマホの普及率が上がって一般化し、通信環境が一昔前とは比べ物にならないくらいに充実しています。そしてクラウド化が進展してるので、便利にできることはいっぱいあります。さらにキャッシュレス化・ペーパーレス化が進んできているのだから、なんでもシームレスにできる様に提供側には一層の努力を期待したいです。