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社長ブログ ことばの違和感~カタカナ語編~
ことばの違和感~カタカナ語編~
皆さんこんにちは、豊田周平です。前々からこのブログでも発信していますが、当たり前に使っている言葉でも違和感がある言葉がたくさんあります。
今回はそんなことばの違和感をお話させてください。
実態が分からないカタカナ語のことば
シェアリングエコノミー、DX(デジタルトランスフォーメーション)、サブスク、ブロックチェーンなどカタカナ語として使っている言葉、全て意味がわかるでしょうか。
ほとんどの方が意味も分からず使っているのかと。その結果、実態、本質がわからないまま言葉が独り歩きして政府もメーカーも企業おかしなことになっているように感じます。そしてそれをそのままメディアが発信。ある意味洗脳してるとしか言いようがありません。
例えばデジタルトランスフォーメーションもDXとどうしてXなのか説明できないと思います。
英語ではDigital Transformationとなりますが、英語圏では「trans-」を「X」と略します。これを知っていないとそもそもDXがデジタルトランスフォーメーションに繋がらないのかと。で、トランスフォーメーションって何?ってことに。
カタカナ語=最新技術ではない
例えば「シェアリングエコノミー」は共有経済という意味で使われていない資産を活用するということで、サブスクは定期購入という意味ですし、今はやっているカタカナ語は前からあった言葉を新しくしただけのものがたくさんあります。
なんとなく聞きなれないカタカナ語を全く新しい魔法の言葉として使われているのは疑問に思ってしまいます。
皆さんも一度はやっているカタカナ語が最新の技術と鵜呑みにせず、意味を調べてもらうと冷静に判断ができるのかと。
前のブログ魔法のキーワードでもIoTについて書いていますが、なんとなく新しい言葉と勘違いして理解せず導入している企業も多いので、まずは理解することが大切です。