President column社長コラム
社長ブログ ワーケーションってどうなん?
ワーケーションってどうなん?
皆さんこんにちは、豊田周平です。新型コロナウイルス感染症で働き方として政府が「ワーケーション」について推奨していますが、腑に落ちない部分がいろいろあります。
テレワークでいいのでは?
ワーケーションという言葉は和製英語ではないらしいですが・・・やたら新聞を賑わせてて、これでいいの?と思ってしまいました。
ちょっと離れたところでテレワークするってことだと思うのですが、どうしてバケーションとくっつけないといけないのでしょうか?
日本の場合、「都会から離れたところ、山とか海、リゾート地、田舎」へ行くこと=バケーションになっています。
このテレワークの時代、どこで仕事してもええやん!と思いますし、無理やりバケーションとか言わなくてもいいのかと。
違った環境で仕事するってことでテレワークの一つってことでいいと思いますし、気になるのがメディアもやたらきれいな景色のリゾートみたいなところで仕事してみたいな写真載せていているところです。
わざわざいわゆるリゾート地に行かなくても都心から一時間ほどの山の中とか田園風景のところで仕事することでええやん!とツッコミを入れたくなります。
アメリカで2014年に発表された空間評価システムWELL認証でもあるように、環境のいいところで仕事すべきなんです。環境のいいところで仕事をすれば効率は上がるはず。
近場で週に数日、それを毎週したっていいと思います。日本みたいに観光客のうじゃうじゃしているところで仕事なんて普通はできないはずです。
仕事集中して、朝晩は自然の中で散歩するとか。畑でとれたてのお野菜を食べて。それだけで労働生産性も上がるし、発想も豊かになるはず。
言葉が先行になりがち
日本の悪い習慣として「言葉先行」となって、中身は前からあるものを言い換えていたり、実態が特になにも変わらないことが多い気がします。
ワーケーションであればサードプレイスとかフォースプレイスでいいやん!と思います。
「働き方改革」とか「サブスク」とか「AI」「IoT」も同様ですが、最新の言葉や流行についられてむやみに導入するのはどうかと思ってしまいます。