President column社長コラム
社長ブログ 日本経済の問題は?
日本経済の問題は?
皆さんこんにちは、豊田周平です。先日「日本経済の問題は中小企業という理由」という記事を見かけ、共感をしました。
https://newswitch.jp/p/20463?fbclid=IwAR1nLTZAFiW_eqE5NZfeN7vr5hzpgeBFDB-Cb3erI-ViziTv1F1NR1bNdnE
本も購入し、まだ読めてはいないのですがまさに!と思ったことがいろいろあったので、お話させてください。
中小企業の経営者として
記事にもあったように、私も家業を継いで気になっているところではあります。
また、世間一般の目も会社経営をしていると「苦労がなくていいよね。」「お金は自由になるし。」「社用車にしたらええやん。」等々と言われることもありますが、大企業のサラリーマンにはサラリーマンの苦労、中小企業経営者には違った苦労があります。
サラリーマン辞めて経産局のお手伝いをしていたときの支援先企業のチェックポイントがあり、
名刺の分厚さ:実は分厚い名刺は当時使っていた名刺スキャナでスキャンできなかったんってこともありますが、高級な紙を使ったやたら分厚い高級名刺は問題ありなのかと。
自家用車:モノづくり関係が多かったので工場見学をする時は最寄り駅まで社長に迎えに来てもらいました。車を見るためです。私も車好きなので少し話をすれば本当の車好きなのかどうかはわかります。
スーツ:風合いでおおよその値段とかわかります。高いスーツがダメというわけではなく、業績に合ったものであるかどうかです。
時計:これはあきらかですね。
従業員:工場見学とかする時にこちらから「お邪魔します!」って入った時に従業員さんがどう反応するか。
工場、事務所の整理整頓:わざと工場の始業時や終業時に行くこともありました。掃除の仕方とか朝礼とか見ることがいっぱいあります。
車とかは趣味もあるので一概には言えませんが、企業としてまた経営者の方の方針や考え方が分かってきます。
労働生産性の低さ
日本の中小企業は大企業に寄りかかって、言いなりになってきたところもあり、労働生産性の低いのは仕方が無い部分もありますし、それが大企業の発展、日本経済の発展を支えてきたのは間違いありません。
といっても日本の会社の大多数は中小企業で、労働者の大多数は中小企業で働いているんです。
国とかも様々なバラマキ補助金でゾンビ企業を増やしているのも問題です。
大きなことを言うようですが、このままでは大企業も中小企業もダメになって、日本がダメになってしまうかと。