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社長ブログ 博士号なんて
博士号なんて
皆さんこんにちは、豊田周平です。世界では学歴社会がさらに進み、最近では博士・博士号の取得が急増している反面、日本ではその博士号を取得する人が減ってきているニュースを見かけました。
今回は、そんな博士号の話をさせてください。
日本で博士号取得が減ったのはどうして?
このニュースは技術屋の端くれとして悲しいニュースでした。(一応、工学修士号持っています。子供の頃からの夢で博士号が欲しいと思っていました。)
一時、「博士号なんて」と発言している評論家や大企業経営者が結構いましたし、私が努めていた会社では博士号を持った人が応募してくると、人事から面接の依頼が良くありました。対応に苦慮していたんでしょうね。
日本企業は本当は博士号を取得したような優秀な人材がほしいとは思いますが、どう判断して、どう仕事をお願いしていいのかわからないのかと。
また、単に肩書だけで判断している方もたくさんいます。
某大学からお手伝いさせていただくってオファーあったんですが「博士号無いんです」って言ったら、連絡無くなった経験がありました。
博士号は肩書きやないと思うんですが。
博士号の待遇
アメリカでは博士号を持った人の待遇は非常に良かったです。研究開発をやる人は博士号必須って感じでお客さんもほとんどが博士号をもった人でした。中にはあまり優秀でない人もいましたが日本と違い博士号が圧倒的に優位な社会でした。
私がサラリーマンをやっていた頃は論文博士の制度とかで企業での研究で結構博士号を取得できたのですが、最近は社会人ドクターのコースに入らないといけないとか、学校によりますがハードルがあがっているように感じます。サラリーマン時代の私の部下も仕事の内容で論文を書いて博士号を取得しまし、大学の同級生も何人かは企業での研究で博士号をとっています。