President column社長コラム
社長ブログ ビジネスシーンでのバランス
ビジネスシーンでのバランス
皆さんこんにちは。豊田周平です。最近、学会や委員会などいろいろな集まりの幹事などをさせていただいて感じるのは、仕事にはいろいろな能力が必要だという事です。
学会や業界の集まりではイベントを仕切る能力が必要ですし、そこで新しい方と知り合ったら、自分をどう売り込むのか、引くかなどのバランス感覚が大切です。
他にも新しい仕事をするなら先を掴むセンス感がいるなど、そういった感覚に優れている人は一緒に仕事をしていても気持ちよく物事が進むような気がします。
ガツガツしすぎる押し売り
懇親会など仕事での出会いの場では、私はまずお互いのことをよく知り合ってから「おもろいやん」とコラボをする、というのが一番しっくりきます。人間性や考え方を知ってから「何かあればビジネスに繋がればいいかな」、という感覚です。
なので、相手がどんな人で、どんな仕事をしているのか、興味があるのかすら知らない状態で、誰彼構わずガツガツ売り込みする方とは、なるべく距離を置くことにしています。(もちろん自分のことも簡潔に説明できることも大事ですが、相手のこともしっかり聞くことも重要です。)
だけど、ガツガツ売り込みに来なくもて、先をつかむセンスと貪欲さは必要で、まったく仕事の話をしないのも面白くありません。このバランスがすごく難しいし、この立ち振る舞い方で会社や個人のビジネスに対するスタイルが良くわかります。
逆に新しいビジネスで誰も話に乗っていないから門前払い、というのもあまり好きではありません。「これは興味ある」と思えばなるべく話を聞いて、仕事に繋がっていることもあります。
だからこそ懇親会が大切
講演会や業界の集まりで名刺交換だけではお互いのことをよく知れませんし、一緒に飲みに行ってじっくり話を聞くのにも、全員の方と時間を取るのは難しいです。
だからこそ懇親会、情報交換会に参加して、交流するのが大切だと私は考えています。
私が運営委員をしているJPC関西でも懇親会を重要視しています。その甲斐あってか、講演会の6〜7割は懇親会に参加していただいています。多くの方に参加していただけるように時間も講演会等が終わってから1時間〜1時間半で会費もポケットマネーで参加できる程度に設定しています。(飲み物もつまみも少ないですが。)これなら、懇親会終わってから仕事に戻ってもいいし、お客さんとの会食とかあっても大丈夫。
人によっては「懇親会は参加しない」と言う方もいるかと思いますが、せっかくの出会いのチャンスに参加することでビジネスやビジネス以外の話が広がっていくはずです。