President column社長コラム
社長ブログ 好きなデザイン
好きなデザイン
皆さんこんにちは。豊田周平です。私はプロダクトデザインも平面デザイン、建築物など、好きなデザインがあれば実際に購入して使用したり、写真に撮って記録したり、気になったデザイナーの方がいれば本を読んでみたりとしています。
自分なりに好きなデザインやこだわりを持っています。
いいデザインとしっくりこないデザイン
いいデザイン、悪いデザインは結局その方の好みだと私は思います。基本的に好き、嫌いでいいとは思いますが、私にとって好きなデザインは色や形、外観だけではありません。
どんなにオシャレで洗練されていても、使い心地や目的に沿ったデザインでなければ意味がありませんし、使っていてしっくりきません。
ビジネスデザインという言葉がありますが、プロダクト・平面デザインだけでなく、そのものの使い方の提案やサービス内容も含めて「いいデザイン」なのかも重要です。
デザインへのこだわり
iPhoneのデザインがこだわりのカタマリであることは多くの人がご存知だとは思いますが、本体のデザインはもちろんのこと、操作した時の微妙な動きを体感し、まさに人の感性に訴えるデザインへのこだわりが感じられます。
機能だけを考えたらどうでもいいのかもしれませんが、いい(好き)なデザインだと、買いたくなるし、愛着も沸くのでずっと長く使っています。そして結果的に道具として使った時にストレスフリーで効率も良くなるのではないかと思います。
ただ、そのデザインにどれだけお金を出すかってことになると、もちろん「デザインなんてなんでもいいから安いのがいい」という方もいらっしゃいます。
しかし私は、もっともっとデザイン(単なる外形のデザインではなく)を重要視してもいいんじゃないのかな?と考えています。
最近は日本の家電も良くはなってきてはいますが、海外のものはデザイン、使い勝手とも素晴らしいものがあります。
他にも国産車のスイッチって大衆車も上級車も同じチープな感じがするタイプがあったりしますが、ドイツのあるメーカーは小型車でも上級者と同じ質感のスイッチ、また別のドイツメーカーはグレード毎に違うスイッチで感触が違い、メーカーのデザインへの考え方がわかります。
使い捨て時代なら多少デザインが悪くても安ければいいってことだけど、良い物、気に入ったものを長く使う時代には、本当のデザインが求められるべきですし、お気に入りのものを長く使いたいです。