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社長ブログ 過去を振り返ってみよう~カメラ編~
過去を振り返ってみよう~カメラ編~
皆さんこんにちは、豊田周平です。先日から「過去を振り返ってみよう」をシリーズもので紹介していますが、今回は私の趣味でもあるカメラについてです。皆さん、フィルムカメラ使ってことありますか?大ヒットした「写ルンです」もフィルムですが、覚えてますか?
そんなカメラの今むかしを比べてみようと思います。
豊田周平の最初に使ったカメラ
私のカメラ歴50年ほどあり、最初はキャノンのハーフサイズカメラで35ミリのフィルムから始まりました。もちろん全てマニュアルで、ピント、露出(明るさに対して、絞りとシャッター速度の組み合わせ+フィルム感度)は勘で行い、現像してからのお楽しみでした。フィルムを入れるの巻き上げも巻き戻しも自分で行い、失敗の要素だらけでした。
当然、白黒のフィルムで、カラーは高価でなかなか使えませんでした。フィルムの現像、プリントも自分でやってました。フィルムだと写真を撮ってもすぐにわからないので、露出を変えたり構図を変えて何枚か撮るなどが必須でした。デジカメだとすぐに見られるので撮っては確認してってじっくりと腰を据えて撮ることがなくなってしまいました。
フィルム時代のカメラのレンズはほとんどが単焦点、今はズームレンズがほとんどでレンズを動かせば画角が決まって、オートフォーカスでピントが合いますが、昔はしっかりとファインダーを覗いて自分で前後に動いてしっかり構図決め、しっかりとピントを合わせて、露出を確認してシャッター切りました。
カメラの性能は上がっているけど
今のカメラはデジタルになり、フィルムのカメラはほとんど無くなりました。デジタルになったことでオート機能が出てきて、ピント、露出も全て自動にやってくれます。
それにフィルムの感度だと最大でISO1600で、これで撮ったら写真はざらざらでしたが、今の高性能なデジカメだとISO64000とかもあり、ストロボ無しできれいな写真が撮れます。
しかも撮った写真は全てデータなので、すぐに見られますし、パーティーの写真なんてたくさん焼き増しして配ってましたが、今だとクラウドにアップして共有設定してOKです。
レンズの性能も良くなってきていて、最近ではスマートフォンのカメラの性能も良くなってきているので、誰でも気軽にキレイな写真が撮れるように。
しかし、カメラやレンズの性能がどんなに上がってきても、人によっての上手い下手は歴然です。
写真は誰でもキレイに撮れる時代になっても、プロカメラマンの仕事が無くならないのは、センスによって写真の良し悪しが大きく変わるのが大きいのかと。