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社長コラム

    社長ブログ これからの大学

    これからの大学

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。近年、いろいろな大学の方々と密に接する機会が多いのですがその中でいろいろと思ったことをお話させてください。

     

    これから少子化は待ったなしで、学校、特に大学は学生の取り合いになる時代になってきます。

    それなのに、大学は平成元年の499校から2018年には787校になり、子供は減っているのに大学の数だけがどんどん増えていっています。

    教育は国の将来がかかっていることなので、これからの大学は何が大切なのかを一度考える必要があるのかと。

     

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    付加価値を付けられるような人材を

     

    日本では石油、各種鉱石、レアアースなどの現代社会に必須の天然資源を産出することができないので、原料を輸入して、付加価値を付けることで、天然資源や食料などを輸入するための資金を手に入れることができます。

    付加価値を付けた製品を開発して作るためには、それができる人が必要で、そしてその人を育てる教育が大事です。これは理系の人を育てろってことじゃなく、理系も文系も関係無く、売れるものを欲しい人のために作ることができる人ってことなので誤解無き様に。

    某ヨーロッパの国で経済が衰退した時に何をしたかと言うと、教育にお金を投入しました。結果、10年後は経済が回復。これだけの結果じゃないだろうけど、長期を見て投資するってこと大事です。

    また最近言われているのは、今ノーベル賞がいっぱいでてるけど、10年たったら日本からノーベル賞がでないのでは、と心配されています。

    だから大学教育だけでなく、教育って本当に大事です。

     

    大学の経営問題も

     

    日本にそういった付加価値を付けられるような人を本当に増やす、改革しようと思ったら優秀、敏腕な経営者をずっと大学にいた先生方はしっかりと学んでして欲しいです。

    特に私学だと、帝王学を学んで実践しているOBOGも多いはずです。なんでそんな人を使わないの?と疑問に思ってしまいます。

    OBOGの中にも学校に記念品とかで自分のところの商品を使ってもらうとか大学にいろいろ使ってもらっている…という方もいますが、昨年、これで話題になったところもありましたし、こんなことを続けていたら経営について、ちゃんと見直すとは思えません。

    正直、大学発ベンチャーも仕組みができていればOKですが、日本とアメリカではいろいろ違いすぎます。中には研究も企業経営もできる方がおられてベンチャーで成功するケースもあるだろうけど、そんな人がごくわずかです。

     

    日本には素晴らしい研究をされている方がたくさんいるので、その研究成果が上手く生かせられるような方向に進んでいただきたいです。

     

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