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社長ブログ ガソリン離れ
ガソリン離れ
皆さんこんにちは、豊田周平です。毎日当たり前のように使っているガソリンについてですが、先日「ガソリン離れ」という記事を見かけました。
今回はそんなガソリンの使用についてお話させてください。
ガソリンの販売量の変化
この記事では東京の2019年7月のガソリン販売量は約42万4千キロリットルと、2014年7月に比べて25%減り、さらに全国的にみても10%減少しているとなっていました。
この減少が記事ではネガティブに書かれていますが、非常にいいことだと私は思いました。
これは人口が減少しているのもありますが、若い人のクルマ離れ、全国的にカーシェアリングなどの普及や、高齢者の運転免許証返却の流れなどが要因のようです。そして、クルマ自身の燃費が非常に良くなったことも大きな要因かと。我々が免許をとったころは燃費などほとんど気にすることもなく、「大排気量、大パワーのクルマが偉い」みたいなところがありました。
私も大阪の生活ではカーシェアリングを使用しています。市内では駐車場の確保が大変だし、料金も高く、必要な時に必要な時間だけ使えるカーシェアは便利です。行先の最寄りの駅まで電車で行き、駅で車に乗り換えていくなど、これだけガソリンの使用量 は大きく減ります。
徐々に減らしていく努力を
どこでも給油ができて、エネルギー効率も良く、価格も安いガソリン(=化石燃料)から完全に離れるのは難しいと思いますが、このまま使用していけば、温室ガス増加に繋がりますし、いつか必ずガソリンはなくなりますし、こういったエネルギーの使用は環境破壊や気候変動の大きな要因となっています。
もちろん、トラックに頼っている物流の部分は簡単には減らすことできませんが、徐々に鉄道との併用や、再配達を減らす工夫なども進んでいる様です。
完全にガソリンの使用を一気に止めるのは難しいですが、1人1人が少しずつ意識するだけでも、世界的に見れば大きく使用量は変わってきます。