President column社長コラム
社長ブログ なぜ大阪を元気に
なぜ大阪を元気に
皆さんこんにちは。豊田周平です。私は大阪を拠点にしていますが、大阪でイベントや新しい商業施設が出来てもいまいち全国的に盛り上がらないし、大阪の人たちも「こんなもんやろ」とあきらめムード。恐らく東京の真似するから上手くいかないんとちゃうやろうか、、、と感じていますが、今回はそんな大阪が元気になるための方法について考えていきます。
東京と競争するつもりはないけど…
大阪の人や街に元気がないわけではありませんが、経済面で見るとどことなく元気がない感じがします。
ビル業界で考えると、東京は数年前から賃料上げの交渉が始まっていますが、大阪はようやく昨年くらいからようやく大手の築浅ビルが値上げをしようとしています。しかも大阪は新しい大型ビルの竣工もなく強気に進められそうな感じ。
これは大阪だけじゃなく、どこの都市も同じで東京の動きを見てから動いているのかと。別に東京がやっていなくても「今の景気なら賃料上げの交渉のタイミング」ってあるはずなのに、東京が動かないと踏み切れていません。
多くの人が東京を基準に考えていますが、東京と比べなくてもずっと住んでいる人には分からないそれぞれの良さがあります。私は兵庫、愛知、大阪、アメリカに住んだからかもしれないけど「この土地はここがいいな~」っとそれぞれに思います。
だから東京の真似なんかしなくていいし、自信持ったらええはず。
大阪のいいところを再認識
大阪は魅力がたくさんある街ですが、長く住んでいると「どこがいいのか」見失いがちに。でも、魅力を再確認して、「強みが何?」と言えることが、東京の真似をしなくてもいいようになる第一歩になるはず。
私の身近な話で言うと、大阪ビルディング協会と東京ビルディング協会の技術委員会で東西交流の委員会を東京と大阪で年一回ずつ開催していますが、東京はビルの新築ラッシュで見学会で見る最先端のビルもいっぱいです。しかし、大阪は大型の新築ビルはほとんどありません。
その代わり大阪には古いビルを苦労して遺産として残しているところがいっぱいあり、これが街の顔になっています。今年の東西合同委員会は大阪ガスビルなど古くて素晴らしいビルを見学してそのメンテナンスのご苦労話などを聞くことに。
これって東京では絶対にできない取り組みだし魅力に感じる人もたくさんいるはず。しかし、大阪人はこれが当たり前になっているので、意外と知らない人も多いのです。
自分たちの身近で当たり前になっていることが、他県の人から見たら「すごい!」と思うことがたくさんあります。
実は面白いイベントもたくさん
東京以外にもおもしろいイベント、興味あるイベントがたくさんあります。大阪(関西)を好きになるためにはもっと多くの人におもしろいイベントを知ってもらいたいです。
現在Facebookで「大阪を元気にしましょ」なんて言うページを作っていろいろなところが発信しているイベントう情報などを私の独断で選んで発信してます。ご興味あるかたは https://www.facebook.com/osakagenki/ でいいねして下さい。
私の生まれ育ちは兵庫。
当家のルーツの大阪船場。数年前に会社の近くにワンルームマンションを借りて、大阪の街をブラブラ、イベント参加したり、ワンコインのアフター5セミナで歴史や偉人の話を聞いたり。それでますます大阪が好きになりました。住んでみないと興味もわかないし、知る機会も少ないかもしれません。多分今では大阪検定も受かるかもってほどです。名古屋も住むといいところいっぱいです。次は京都にも住んでみようかななんて・・・考えているので、京都に住んだことにある方がいましたら、いいところをぜひ教えてください!