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社長ブログ 四隅を押さえたもんが勝ち~その4ソーシャルグラフ~
四隅を押さえたもんが勝ち~その4 ソーシャルグラフ~
皆さんこんにちは、豊田周平です。先日からサービスにおける「四隅」について紹介させていただきましたが、今回は最後にソーシャルグラフの話をさせてください。
ソーシャルグラフ
前回のログインの回でも触れていますが、最近読んでいる小説「イスラム最終戦争」https://t.ly/mb2vBでは、ターゲットとなる人物の回り人(繋がり)から、ターゲットの行動を特定して襲うというものです。
例えば、小生も学会や業界団体のメンバー(Facebookの自己紹介に記載した公開情報)ですが、その団体の講演会やセミナーが開催されると言う案内(公開情報)と小生がそこのメンバーであることがわかれば、何月何日何時からの講演会に出席するかも・・・と特定できます。
友達がいない、親戚や関係する人だれもSNSなどやっていないと言うことであれば問題は無いのかと思いますが、そう思うとこの情報ってすごく大きなものです。
テロとまで行かなくても、ストーカーとかが徹底的にいろいろなことを調べれば居所なども特定できちゃうってことです。
四隅をつぶされたらひっくり返せない
Googleで言えば地図は完全につぶしているので、これをひっくり返すことは難しいと言えます。
最近、今まで使っていたアプリがサービスを終了するとかで「えっ!」ってことありませんか?かなりの人気アプリであっても四隅を押さえたところが同様のサービスででてくるとあっと言う間にひっくり返されてしまい、仕方なくサービスを止めてしまう様です。
今後皆さんもこの四隅に注目して、新しいサービスを見てみると、いろいろな企業がトップシェアを取るためにどんな動きをしているのかが見えてきておもしろいのかと。
特に今のキャッシュレス決済(○○ペイ)は、どこが四隅を取れるのか注目しています。