President column社長コラム
社長ブログ 目利きの復活
目利きの復活
皆さんこんにちは、豊田周平です。去年、一昨年あたりの台風、大雨で「想定外」って言葉が企業から多く発せられていました。今のコロナウイルスもある意味想定外かもしれませんが、企業としたら「想定外」って言ったらダメだと思います。
想定外は禁句
自然災害が発生した時などよく使われる「想定外」は大嫌いな言葉です。
一般の方ならいいのですが、ビルや施設のオーナーが使うのは違うと思いますし、ビジネスの世界で想定外って禁句です。
あらゆることを想定するのが大事なはずです。
アメリカではあらゆるケースを想定して契約書作ったり、製造現場の対策をしています。
アメリカの会社と契約する時に、「なんでそんなことまで想定して契約書にいれるんや?」ってことが多々あります。
戦争・紛争、これから契約する会社との喧嘩別れ、等々。でも結果的に喧嘩別れのケースも入れておいて良かったと。
同級生の話だと、アメリカの工場では本当に徹底的に様々な起こりうる事故、不良を考えていたと。日本でもKY活動(危険予知活動)というのがあり、いろいろなケースを想定することが行われてますが、レベルが違うと。
日本では朝礼で言って終わりのケースがほとんどとか。
ベストエフォート
ベストエフォートの概念で、想定外は許されないって考え方です。
想定できなかったとしても、他社の例、他現場の例を水平展開して想定に入れることもできるはずなんです。新聞とかでいろいろな報道されているので、あれはよそのことと思わずに自分のところでは起こらないのか?起こったらどうするのか想定しておくべきと。想定外にどれだけ対応できるかが企業の危機管理です。
どこまで想定するか、対応の準備しておくのかは企業や人様々だけ。
911のテロも小説や映画の世界では想定(以前に書いたけど)されていたんです。
AIが人類を滅亡させるとか言うのも映画の中では描かれていて、可能性があるんです。
それもあって、海外ものの小説が大好き。
それらすべてが起こる訳じゃないけど・・・可能性があり、想定しておく必要があります。
皆さん良くご存知のジュラシックパーク(Jurassic Park)は、1990年に出版されたマイケル・クライトンによる小説が原作。まだバイオテクノロジーで何ができるかわからなかった時。ちなみに日本で言われるインターネット元年が1995年なんで、その5年も前に作者は想像してたってことです。