President column社長コラム
社長ブログ 甘いやろ!~その1接待編~
甘いやろ!~その1接待編~
皆さんこんにちは、豊田周平です。何度問題になっても繰り返しているな、と思うのが接待問題です。先日もNTTと総務省とも接待問題が取り上げられていましたが、どうして無くならないのか疑問です。
どうして起きてしまうのか
もう10年位まえのことですが、私がお付き合いしていたMETIの方々は徹底していました。食事は絶対に割り勘でしたし、二次会への移動もタクシーはご法度でした。
こちらもご一緒する時にはめちゃくちゃ気を使いました。
徹底してやっている方々がいるのに、なぜこんな毎度毎度起きてしまうのでしょうか?
我々の周りにも公的機関に所属しているのに、接待を匂わせる方もいなくはありませんが・・・
しかし、告発した方がいるということは接待中誰かが録音していたということです。
コロナ禍の夜のお店について
特にコロナ禍での会食は徹底して自粛すべきです。政治家、行政の人たち、企業の上層部は自らの行動で示すべき。
政治家、企業のトップはどんなことがあってもこれを守らねばいけません。夜のお店に行きたい、お金を落として助けて上げたいって言うのもわからなくもないですが、ご自分の立場考えれば行ってはいけないと理解できるはずです。
企業のトップはそのために身を削っているんです。
弊社がお付き合いさせていただいているお会社さんも会社として徹底されています。
当社の近くに老舗の料亭があるのですが、昨年の緊急事態宣言直前にも黒塗りのクルマが何台も停まっていました。某企業のトップは会食で感染してお亡くなりになった方もいました。新常態になって、このアジア的風習を新しいカタチにしていくべきかと。
会食がコミュニケーションのために必要だというのも理解できますが、何か他の方法でもいいだろうし、頻繁にやるものではないのかと。
それと多くのサラリーマンが会社の経費でやっている企業内接待とかも考え直すタイミングです。
これらの経費ってすべて「コスト」です。最終的に消費者が支払っているんです。そして高コスト体質で競争力が下がっているんです。新常態をチャンスとして接待する側、接待される側、そして飲食店も見直してみるべき時だと考えます。