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社長コラム

    社長ブログ できちゃう商品

    できちゃう商品

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。先日のブログ「いいマーケッターは女子力高い!」でも使っていますが、最近「できちゃう」商品って言葉をよく使います。

    今回はそんなできちゃう商品についてお話をさせてください。

     

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    商品開発は世間の流れを読む必要がある

     

    大手メーカーは、商品開発をする際は必ず世の中の状況などを詳しくリサーチしています。

    商品が出来てもすぐに売らずに、タイミングを見計らって一気に出して、宣伝を行います。それでも失敗する商品もありますが、できちゃう商品は、そういった調査とはしないで需要がほとんどない状態で市場に出回ることになります。

    最近ではそのための宣伝も売る方法も考えずに「できちゃう商品」がたくさんあふれていると思います。

    こういった出来ちゃう商品が多くなってきたのは、技術が進歩して少しの知識があれば一昔まえには考えられなかっものができてしまうことが原因なのかと。

    もちろん品質とかは不十分かもしれませんが、Kickstarterなどのクラウドファンディングなどもあり、ある程度アイディアに賛同してくれれば量産も可能となりました。

    そういった意味では、アイデアを実現しやすい状況になってきるのかもしれません。実際のモノがあれば、ユーザーの反応も得やすいし、いろいろな実証もすることが可能です。でも、ゆっくりしたたら、別のだれかがやってしまうかもしれない。

     

    特にアプリケーションも独自に開発するよりも、どこかのプラットフォームを使うことができれば精度も高いしので、音声認識なんかも、GoogleやSiriなどは使っている人が圧倒的に多いのでデータの蓄積がめちゃくちゃ多い。当然精度も高くなるはず。

    で、大手さんはそのあたりの状況をしっかり見ていて、規模が大きくなりそうだと一気に参入して来ている感じがします。

    それでうまく市場を分かち合えればいいのですが、モノづくりがすごく難しくなってきている感じがします。

     

    IoT、AIなどの流行りのキーワードに騙されないように

     

    スマホやエレクトロニクスの技術が安く、簡単に手に入る様になってから、思い付きのアイデア勝負で商品が作れるようになりました。

    さらに以前はハードウェアの世界はいろいろハードルが高かったのですが、少しの知識があればできるようにもなりました。日本橋(東京の秋葉原みたいなところ)でパーツかってきてバラックで組んでやればとりあえずは動作するものができてしまいます。

    さらに3Dプリンターとかを使用すれば見かけのいい筐体だって作れてしまいます。

    もちろん、モノはできるけど商品としては未熟だったり、品質保証やコストダウンにも取り組まないといけませんが、コンセプトの検証や自社で使うのならばOKだとは思います。

    それを知っているので、ビルで使う設備類に「◯◯センサを搭載してIoT化しました。」なんて言われると突っ込みたくなります。「おたくが儲かるだけやん!ユーザーどんだけメリットあるの?」って思ってしまいます。

    できちゃう商品が溢れている今だからこそ、自分たちが携わる商品はそうならないように気を付けていきたいです。

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