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社長ブログ いいマーケッターは女子力高い!
いいマーケッターは女子力高い!
皆さんこんにちは、豊田周平です。マーケティングを考える時、どんな人がいいマーケッターなんでしょうか?と聞かれることがありますが、私は独断と偏見で「いいマーケッターは女子力が高い!」と答えています。
女子力=いろいろなことに興味を持つこと
女子力の定義は人それぞれではありますが、私の中では
「流行っているモノ、コトはとりあえず経験してみる、コミュニケーション能力が高い」…などが女子力が高い、ということだと思っています。しかし、これってマーケティングの基本じゃないでしょうか?
先日、天神祭の奉納花火で大勢が私の大阪のマンションに来た時に、調理器具、調味料とかを見て、「豊田さんって女子力が高い!」と言われました。
私は女子力が高い、というよりも「調味料って使ってみないと分からないし、何よりも興味があったら買って使ってみたい」ということではありましたが、これってマーケッターとしてはとても大切なことです。
女子力ってことばについて、私なりの理解ですが平均したら男性より女性の方がいろんなことに興味を持つし、トライの精神があるような感じがします。
新商品や流行っている物、目新しいモノにも敏感なのも女性が多いし、男性はどちらかと言えば昔から気に入ったものを使い続けているイメージです。
もしマーケッターとして会社に
「流行っている物に鈍感で否定的」
「興味関心が低い」
なんて人が来たらそもそも説得力がないし、正しいマーケティングができないはずです。
シーズとニーズ
モノ、コトに興味がなかったら新しいことできないですし、誰も求めていない「できちゃった商品」が氾濫してしまいます。
シーズとニーズとかいろいろ言いますが、シーズは企業が提供できる新しい技術やサービスで、ニーズは買う人、使う人が求める需要です。
シーズを知って、ニーズと結びつける。ニーズを知って、シーズを探す。これが大切なはずです。
しかし聞きかじりのニーズを都合のいいように解釈して、商品を作ったけど全然使わないものが出来てしまうのは、本当の現場を見てないし、体験してないからこうなってしまうのかと。わかった様なニーズに無理やり自社のシーズを使ってってパターン「なんとなく売れない商品」ができあがってしまいます。
いろいろなことに興味を持って、女子力が高いマーケッターが増えれば売れる商品が世の中に増えていくはずです。