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社長コラム

    社長ブログ 人工的な甘過ぎる野菜・果物

    人工的な甘過ぎる野菜・果物

     

     

    皆さんこんにちは、豊田周平です。よくTVとかで特集組まれる野菜、果物の感想のほとんどが「甘い!」というものばかりのような気がします。

    品種改良が盛んにおこなわれて、各地のブランド野菜、果物がどんどんできているのは素晴らしいことなのですが、私は昔ながらの本来の野菜や果物の方が好きです。

     

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    昔ながらの味

     

    トマトやみかんなどはめちゃくちゃ多くの種類ができて、試しにいろいろ買っていますが、たまに美味しいと思っても悲しいかなどこで買ったのか、どのブランドだったのかわからないことが多くてリピートできおらずいつも「これだ!」と思えるものが食べられていません。

    昔の野菜や果物ってもっと苦みもあったし、酸っぱいものも青臭いものもいろいろありましたが、今は全部甘いか酸味とかが薄くて食べやすいものになっているような気がします。

    正直言って、消費者の好みに迎合しすぎでは?と思ってしまいます。無理な品種改良をして、肝心の微量栄養素とかが少なくなっているとか身体に悪い成分とかが多くなっていないのか、心配になってしまう時があります。

     

    過剰な改良

     

    日本の品種改良の技術は素晴らしいと思いますが、こんなに甘さに対して過剰な改良は誰が作ったのだろう、と疑問に思います。

    私のように昔ながらの味がいい、って人はたくさんいるはずなのに、改良され過ぎて、本来の味から離れて行っています。

     

    子供達が食べやすい様な野菜があるのはいいかもしれませんが、大人になったら味覚も変わるし、甘さだけがうまみではありません。

     

    一昔前は牛肉も「霜降り」が美味しいと言われていたのに、いつの間にか赤身ブームに変わって、メディアでも赤身肉ばかり求められ、ブームに踊らされているような気がします。

     

    こうやって一部の味を求めすぎて、すべての食べ物が偏った味になっていくのは、間違っていると思いますし、食文化が崩壊する可能性があります。

     

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