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社長ブログ 何気なく使っているカタカナ語~その①~
何気なく使っているカタカナ語~その①~
皆さんこんにちは。豊田周平です。皆さんが何気なく使っている言葉は、なんとなく意味が分かっていると思いますが、意外とその意味を知られていない言葉があります。それがカタカナ語です。何気なく使っていますが「どういう意味?」「なんでこう呼ぶの?」と説明できないことも多いですよね。今回はそんなカタカナ語を少し紹介します。
カタカナ語~PC編~
・HDD
HDDはハードディスクドライブの略で外部記憶装置のことです。なんで硬いんや!とツッコミを入れたくなりますが、フロッピーディスクが主流だった際に、フロッピーは柔らかい、という意味があったのでディスク上のメディアはハード(硬い)と分けるように。記録媒体はアルミニウムなどの盤に磁性体を塗布したものです。ハードドライブと言う場合もありますが、直訳したら「ハードなドライブ」、長距離の大変な運転ってことに。
・マウス
パソコンの入力機器の一つです。由来は英語の意味そのままで「ねずみ」に似ていることからマウスという名前になったのは有名ですが、マウスの移動単位は「ミッキー」で、ジョークでミッキーマウスから来ています。
・キーボード
元々はピアノとかの鍵盤のことですよね。音は出ませんがアメリカで鍵盤楽器を応用し、機械式タイプライターを作ったことから名残でキーボードと呼ばれるようになりました。
・アイコン
ファイルやソフトを絵や記号で表したもの。アイコンは英語の「icon」から来ていて、直訳すると「偶像」「記号」という意味に。元々絵画とかの肖像と言う意味があったので、最近SNSとかでアイコンとして使われる自分の写真もアイコンで本来の意味は通じています。
・サムネイル
印刷物・画像など複数表示される際に、見やすくするために本体の画像を小さくして見本にしたものです。
サムは親指でネイルは爪です。なので直訳すると「親指の爪」という意味になりますが、サムネイルは親指の爪ほど小さく、簡潔でちょうど形も長方形で似ていることからそう呼ばれています。
・アーカイブ
データや書籍などを記録し、保存して活用することです。直訳では倉庫とか保存するって意味に。紙媒体ではなく今ではデータベースが主流ですが、意味合いはほとんど変わってませんね。
カタカナ語~ネットワーク編~
・クラウド
クラウドコンピューティングの略で、ネットワークでPC資源の利用形態のことを指しています。英語では雲とか、多数って意味。なのでクラウド〇〇ってつくサービスでは「雲」のマークになっていることが多いです。
・Wi-Fi
無線LANのことです。Wi-Fi自体には特に意味はなく、Wi-Fi Alliance設立者がキャッチーな名前を選んだことからそのブランディングが成功し、無線LAN=Wi-Fiとなりました。
・LAN
「Local Area Network」の頭の文字を取ってた言葉で直訳では「ご近所回りの◯◯網」」となります。コンピューターのネットワークのことですが、1つの部屋など狭い範囲で使われることが想定されて、この名前になっています。
・WWW
ホームページのアドレスにあるWWW は「World Wide Web」でこれも頭の文字を取った言葉で直訳すると「世界中に広がった蜘蛛の巣」。直線で一対一に繋がっているのではなくクモの巣状に繋がっているので空いた経路を選んで通信ができます。
これらのカタカナ語は和製英語ではなく、ちゃんと英語でも通じる言葉ですし、こんなカタカナ語の意味を知ることでも少しですが英語の知識の積み重ねに。皆さんもぜひカタカナ語の元の意味ってなんだろうって、回りのものを見てみて下さい。