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社長コラム

    社長ブログ 医療費について

    医療費について

     

    皆さんこんにちは。豊田周平です。先日家内の入院をきっかけに、大きな病院に何度か行く機会があり、病院内をいろいろと観察して感じたことがあったので、今回は医療費についてお話させてください。

     

    医療技術はどんどん進化している

     

    大きな病院では、まず患者さんの多さに驚きました。待合室は常に人がたくさんいるし、入院ベッドの空きもあまりない状況。待合の椅子に何時間も座って待っている方が何人もいました。

    また、改めて医療機器の進歩(=すごい設備投資)医師・看護師の忙しさをあらためて実感しました。医療技術がどんどん進歩しているのは素晴らしいことで、当たり前に最適な治療が受けられる環境に今一度感謝しなければと感じました。

    しかし、医療の進歩があっても患者の数は減らず、この医療費をどうやって負担していくのか?と不安に感じました。技術屋、物理屋として最先端の医療機器にも興味があり、いくらくらいするのかもおおよそ知っていますが、知っているからこそ不安がよぎりました。

     

    もちろん負担はせねばならないけど、このままだと維持できなくなるはずです。

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    予防医学にもっと力を入れては

     

    世間で言われている様に、今後は予防医学、健康維持にもっともっと力を入れるべきなのかと。政府・自治体・そして企業も一緒になって取り組めば実現できるはずだと思います。

    例えば、企業の従業員に対して健康維持活動の補助金を出すとか、社員食堂がある会社なら健康を意識したメニューを用意するとか。

    健康で病気にならなければ、労働生産性も上がるし(これが本当の働き方改革なんじゃないでしょうか?)、医療費も削減できます。医療費よりも予防にかかる費用のほうが圧倒的に少ないので、政府・自治体の費用削減、さらに人手不足で大変な病院の負担も減るし、そもそも病人が出なければ家族も企業もみんな幸せになるはず。企業が負担しているコストのほとんどは人件費なので、安定して長期で健康的に働いてくれる人が増えるなら、経営者も投資しても損はないはずです。

    突拍子もない意見かもしれませんが、厚生労働省と経済産業省が手を組んで考えてもいい問題では…と真剣に思います。

     

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