President column社長コラム
社長ブログ ビジネスの付き合い方
ビジネスの付き合い方
皆さんこんにちは。豊田周平です。知り合いのからお客さんを紹介してもらったとき、ビジネスとしての付き合い方が出来ているかどうかで、会社の印象が大きく変わります。
例えば過去にあったことだと、ある企業の社長さんにお客様を紹介した際(紹介と言っても一緒に食事をしただけですが)それがきっかけで取引がスタートし、定期的に仕事が入って来るように。紹介する際には口約束しただけでしたが、その後私のところに毎月きっちりした受注の明細と、コミッションを支払っていただきました。これこそ、大人と大人のビジネスやと思います。しかし、こんな社長さんのほうが珍しいほうなのかと。
信用できない付き合い方
とある会社のスタートアップ時、実際にお客さんになりそうな人を連れて行き、私も打合せに同席し、その後何件かで成約したのにも関わらず、何も連絡をしてこない…というケースがありました。特に契約書も取り交わしてはいませんが、何か一言あってもいいのでは?と思ってしまいましたし、その後新しい方を紹介するのも信用が出来ないので、していません。
別の例だとスタートアップをする会社で、新しい店舗がオープンするので、いろいろとお手伝いをさせていただきました。その際口約束で謝金の話はしていましたが、終わってからは特に連絡なしで、オープンの案内がメールのBCCで関係者一同に一斉に送られてきました。謝金のことも深く追求する気はありませんでしたが、せめてスタートアップを手伝ったんだから、個別で連絡してもいいのでは…?と思いました。
ビジネスとして付き合えるかが大切
最初の会社に比べあとの2社は、その後応援する気にはなれませんでした。支払う金額の問題ではなく「ビジネス」として付き合えるかどうか考えたとき、信用が出来なくなってしまったからです。
よく仕事の場で顔見知り同士だと口約束で
「これが成功したら、〇〇さんのおかげなんで謝金支払いますよ」
「スタートアップで人手が足りないんで、〇〇円ぐらいで手伝ってくれませんか?」
と、言われますがほとんど守れていなません。口約束と言っても、契約は契約ですし、たった少しの金額でもないがしろにされるだけで信頼がなくなります。大人のビジネスをするなら、最低限の約束は守るべきです。