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社長コラム

    社長ブログ 淀屋橋WESTイルミネーション2016

    淀屋橋WESTイルミネーション2016

     

    皆さんこんにちは。豊田周平です。先週のブログでお話しをさせていただいた実際に「触れて」もらえる機会を、ということで実践として2016/11/15~12/25の間、大阪淀屋橋の平松ビル様にて弊社の企画・制作にて初の可視光半導体レーザーを使ったイルミネーション「淀屋橋WESTイルミネーション2016」を行っております。今回の企画は、日本フォトニクス協議会(JPC)、レーザー学会、可視光半導体レーザー応用コンソーシアム等の光エレクトロニクス関連学協会の繋がりから、可視光半導体レーザーを使った照明、イルミネーションを弊社にて試作しデモンストレーションということで実現しました。

     

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    レーザーを使ったイルミネーションの特徴

     

    このイルミネーションの光源にはLEDではなく豊田産業株式会にて企画・制作した、光の三原色RGB(赤、緑、青)の半導体レーザーの光源を<RGBの三原色を使ったイルミネーションは>おそらく世界で初めて使用しています。光の三原色を混ぜることによってあらゆる色を再現することが可能となりました。半導体レーザー光源から出た光を光ファイバで導き、球体の上で、「光を拡散する光ファイバ」(本来の光ファイバは光を閉じ込めて「送る」ものですが、この光ファイバは徐々に光を出す新機能があります。)に入れて光がファイバから拡散して目に見える様になっています。

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    中に吊るしてある星は、導光板と呼ばれる樹脂を加工したもので、導光板は液晶ディスプレイのバックライトとして使われているものと同じです。文字通り、導光板の端から入って光が導光板を伝わり、導光板に加工をしてある部分で出てきます。液晶ディスプレイのバックライトでは数多くのLEDを導光板の端面に並べて光を入れていますが、本イルミネーションでは光るファイバで導光板の端面から光を入れています。

     

     

    半導体レーザーの可能性

     

    レーザーという響きだけではネガティブに考える人も多いのですが、半導体レーザーは皆さんの生活を支えているいろいろなものに使われていて、例えばレーザーポインター、CD・DVD(赤色)、Blu-ray(青色)、インターネット通信(赤外)、レーザープリンター、プロジェクタ等さまざま。

    前回のブログでも書きましたが、専門家じゃない人にとって光源に何を使っているかは見る人に関係ありません。だからレーザーでも「きれい」と実感してもらえることが大切なのかと。

    豊田産業株式会社では、こういった皆さんに直に触れて、見てもらえる取り組みを進めています。開催期間はまだありますので、お時間がある方はぜひご覧ください!

     

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