President column社長コラム
社長ブログ 初めてのクラウドファンティング
初めてのクラウドファンティング
皆さんこんにちは。豊田周平です。以前のブログでクラウドファンディングについてお話をしていましたが、先日気に入った物があったのと知り合いのところだったというのもあり、初めてクラウドファンディングを経験しました。
半年ほどまでに大学の先生が研究費をクラウドファンディングで集められないかと相談をいただき、仲間の会計士さんが詳しかったので勉強会を。今回はそんなクラウドファンディングについてお話をさせていただきます。
子ども向け工具ブランドcummu
私が実際クラウドファンディングで支援をしたのは子供向け工具ブランドの「cummu」です。子供が本当にちゃんと使える工具がコンセプトで、孫が出来たことと知り合いだったという事をキッカケに。
確かにおもちゃの工具はあるけど、ちゃんと子供がものを作ったりするのに使えるものがないと思い、購入型の投資をしてみました。
実際支援をしてみて思ったのは、本当に簡単ということ。決算もクレジットカードが使えるし、銀行振込・コンビニ支払い・ネットバンキングもOK。今後も気になるアイディアや商品があれば支援を検討してもいいのかと思えるほどでした。また、出資をしてもらう側も登録なんかも簡単なんで、どちらにもメリットが大きいのかと。
クラウドファンティングの種類
「一つ×大きな投資額=大勢×小さな投資額」がクラウドファインディングのベースで、最初に大々的にやりだしたのは米国のKickstarterという企業でした。そこから始まりクラウドファンディングは現在大きく分けて3つの形出来ていて、
・現物支給型
・ボランティア型
・投資型
となっています。私が支援をした「cummu」は現物支給型で、実際に商品が来年手元に届く予定になっています。その他にボランティア型は完全にリターンを求めない投資方法となります。(イベントに参加できるなどの特典がある場合もあります)投資型は将来発生するだろう利益を想定して、出資をします。
クラウドファンディングと言ってもいろいろ種類があるので、皆さんももし興味があれば一度検討をしてみるのも面白いのかと。
おもろいアイディアが認められれば実行できるように
今まではいくらおもろいアイディアが個人にあっても、モノを作るために企業のお偉いさんに認められないと実現できないとかハードルが高く、アイデアやモノが良くても販売まで至らないケースがいっぱいありました。しかし、クラウドファンディングなら共感してくれる人を集めればプロジェクトは実行できます。でも、こっちのほうが正常なやり方なのかと。資金を出す人が企画を100パーセント見分けられるわけじゃないし、大企業になるほど冒険はしないはず。これは最初にiPhoneが出た時の米国の多くのメディアの反応を見てもそう。最近では大手企業もクラウドファンディングを使って市場の反応を見たりしているので、今後はもっと広まっていくのかと。
もし、興味があればきとっとしたクラウドファンディングのサイトで一度見てください。