President column社長コラム
社長ブログ エコカーとLED照明
エコカーとLED照明
皆さんこんにちは。豊田周平です。こんなこと言う人はあまりいないかもしれませんが、「エコカーとLED照明は同じ免罪符的商品」なのかと。車に乗らない、照明を付けない又は照度を落とすという事が一番エコだとは思いますが、そういう訳にいかないのでエコカーに乗るか、LEDつけるかという選択肢に。しかし、燃費がいい・省エネだからと前方が赤信号でも加速して急ブレーキをしたりする反省エネ運転になっては効果が薄れてしまいます。もちろんエコカーもLED照明も否定はしませんし、導入には賛成ですが、根本的に車や照明の使い方から考えることが大切なのかと。
不要なところの見直し
照明で言えば、机上の照度を一度見直してみてはどうでしょうか?オフィスの机上照度は750ルクスとなっていますが、今のオフィス作業はほとんどPCのディスプレイを見ています。なので照度を落として、書類を見る時にはデスクライトやスポット照明を使うとかを考えても良いのでは。
ただし、省エネでもやり過ぎて「不便さ」が際立ってはダメなのかと。例えばトイレの照明を消すのは確かに省エネでいいのですが、暗いところへ歩いて行くのは気分的に良く思う人はいないのかと。トイレに行く通廊は常時点灯など、こういった常時点灯するところはLED化大いにすべき。
車は当然無くてはならない人もいるので、ハイブリッドの導入はとても良いことだと思いますが、
・本当に車でないと行けない場所なのか?
・運転の仕方は大丈夫なのか?
・車に重たい荷物を積んだままにしていない?
・タイヤの空気圧は?
など自分ですぐにできる意識改善が大切なのかと。
データがないからわからないけど、クルマを製造するときの炭酸ガス排出量と廃棄する時に排出量とかも。だからハイブリッド車に買い換える前に、今乗っている車の乗り方を一度考えてみる事が大切。
光の質も考えてほしい
省エネと同時に、照明の質も考えていただければと。例えば明るくて「働かされてる照明」から「働きたくなる照明、創造的な仕事ができる照明」に変えるだけでも、人の意識は変わるそうです。会社のライトを全てLEDに変えるなら、電気代だけでなくこういった効果も考えるのも大切なのかと。
それにLEDは青色LEDで蛍光体を励起しているのでブルーライトがたくさん出ています。スマホでブルーライトが問題になったのに、照明では問題にせんでええの?と、私は疑問に思っていました。ブルーライトをカットしたLEDもあるので、人にも地球にも優しい使い方ができるのがベストなのかと。