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社長ブログ 感覚のズレは知っとかなアカン
感覚のズレは知っとかなアカン
皆さんこんにちは。豊田周平です。ちょうどブログを初めて1年が経ち、毎週1回の更新ペースも維持が出来ました。これからも変わらずに毎週ブログを更新させていただきますので、よろしくお願いします。
さて、皆さん分かっているはずではありますが、感覚のズレを持って日常生活を送っています。庶民感覚、主婦感覚に経営者感覚など、人はそれぞれ立場や環境が違うから考える優先順位が変わってしまいます。今回は、改めて人それぞれが持つ感覚の違いについてお話します。
経営者と自営とサラリーマン
基本的に、サラリーマンは安定を前提に成り立っているのかと。上司に叱られたり経営に対する不満や愚痴はあると思いますが、会社に守られる立場にあります。
よく「経営者はええね」って言われるけど、収入はサラリーマンの方より少ない場合も普通にあるし社員を守る立場にあるので、リスクはかなり大きいのかと。
もちろん、経営者の方にもたくさんのメリットはありますが最終的な責任を持つ立場であり、自己判断しなければいけない場面も多いので、安定的ではありません。サラリーマンの方に「経営者の立場を考えて行動しろ」なんて言えませんが、何でもかんでも「経営者はええな~」と思わないほうがいいのかと。
大企業と中小企業
私は大企業→中小企業のお手伝い→実家のビジネスと、一応全て経験していると思いますが、おおまかに言うと
大企業=業務の仕組みがしっかりできてる
中小企業=動きが早く、小回りがきく
ということなのかと。それぞれの特徴を比べるとどちらかが優れているかは見方によって変わりますが、大企業は市場が広い変わりに1つのプロジェクトに携わる時間が長く、当たったら大きいけどコケたら大損害になるリスクを抱えているので、慎重に進めるケースが多く見られます。
中小企業では当たりは小さいけど、コケても損害は小さいケースが多いので、何でもチャレンジできる企業が多いのかと。もちろんこの2つに全て分けられる訳ではありませんが、会社によっていろいろな良い面を持っています。
中小企業の方は「どうせうちなんて小さい会社なんで…」とネガティブになりがちですが、大企業と比べず自社の強みを見直すべきかと。最近のいわゆるITの進化で昔なら大企業しか使えなかったシステムやアプリケーションが中小企業でも安く、簡単に導入できるようになり、中小企業やスタートアップ企業がより活躍できる様になっています。
感覚のズレがあるから新しい発見がある
例えば、先生方で驚くのは生徒の名前とかをほとんど覚えていること。(高校の先生、大学の先生も同じ)しかも過去の教え子の方も忘れていないのは、サラリーマンや経営者の人からすれば凄い能力ですよね。しかし、先生方は名前を覚える事が当たり前に染み付いているので、特別だとは思っていません。
他にも専業主婦の方や仕事をされている方、政治家の方など立場が違えば必ず感覚の違いやズレがあります。。しかし、全て悪いことではありません。感覚の違いやズレがあるから違った考え方を指摘できるし、新しい発想にたどり着く可能性があります。
「この人とは、感覚が違うな」という人と出会ったら、新しいチャンスを掴むキッカケかもしれません。